アイデミー、学研グループのTOASUと「AI/DX人材育成」の体制拡充に向けて提携開始

■AI/DX人材育成サービスに関する販売店契約を締結

 アイデミー<5577>(東証グロース)は30日、学研ホールディングス<9470>(東証プライム)のグループ会社TOASU(東京都品川区)と2024年4月より、「AI/DX人材育成」の体制拡充に向けて提携を開始したと発表した。これによりTOASUは、アイデミーが提供する「Aidemy Business」および「DPAS」の販売店となった。

 近年、世界的に生成AIによるビジネス変革が進み、投資が加速する一方で、日本企業の生成AIサービスの導入率が約2割程度※であることから、今後もDX人材・AI人材の需要は増加する傾向にある。

 このような社会背景の中、アイデミーは「先端技術を、経済実装する。」をミッションに掲げ、AI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業を展開している。法人向けのAI/DXプロダクトとして、最先端領域の知識を学べるオンラインコンテンツの提供やスキルの可視化等を通じた組織づくりを支援している。

 TOASUは「経験豊かな講師によるリアルで実践的な講義と演習」を強みに、社会人向けにDXリテラシーを強化するオンライン公開型研修「Tomorrow」をはじめとしたDX・リスキリングに関する人材育成サービスを新たに展開している。

 今回、両社が販売店契約を締結することで、TOASUの「Tomorrow」をはじめとする各研修受講者に、オンラインDXラーニング「「Aidemy Business」とDX推進力の可視化アセスメント「DPAS」を、研修の前後の学習支援として提供できるようになった。

 なお、「DPAS」については、学研グループの全社員にも実施し、今後、DX推進戦略策定や進捗状況の確認に役立てていく予定としている。

 同提携を通じ、両社は互いの強みを活かし、「AI/DX人材育成」の体制拡充に向けて、知識の習得からスキルの定着まで、一気通貫のサポート体制を構築していく。

【DXリテラシー標準準拠「Tomorrow」概要】
 TOASUが提供する「Tomorrow」は、経済産業省策定「DXリテラシー標準」に準拠したオンライン公開型研修。働き手一人ひとりがDXを自分事ととらえ、変革に向けて行動できるようになるために欠かせない、多彩なコースを用意している。

〈特徴〉
・現場のプロが「DXのイマ」を伝える
 現場経験豊かな専門家とDXについてわかりやすく楽しく学べる。ITの深い知識がなくても気軽に参加できる。
・実践的なカリキュラム~知っているからできるへ~
 様々な背景を持った仲間との深い対話や、実践に近いケースを想定した演習により、経験的な学びを得られる。
・DXの新しい働き方を体験できる
 DXが生み出す新しい働き方を体験できる内容で構成されている。DXによるスキルアップがイメージできる。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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