タスキホールディングスグループ、AIで瞬時に建築プラン生成する不動産デベロッパー向けサービス開始

■従来5日~10日かかったボリュームチェックを5分で完了

 タスキホールディングス<166A>(東証グロース)のグループ会社ZISEDAIは7月1日、建築プラン生成AIサービス「TOUCH&PLAN」の特許を取得し、不動産デベロッパー向けに外部提供を開始したと発表。このサービスは、不動産開発における重要なプロセスである「ボリュームチェック」を革新的に効率化するもの。

 従来、ボリュームチェックは専門知識を要し、外部委託した場合5~10日かかり、1件あたり約10万円の費用が発生していた。TOUCH&PLANはこれを約5分で処理し、月額10万円で無制限に利用可能とすることで、時間と費用を大幅に削減する。システムは敷地情報と各種規制要件を考慮し、AIによって複数の建築ボリュームプランを生成する。

 TOUCH&PLANは、高層プランと低層プランの2パターンのパース・平面図・設計概要書・収支計画書を出力する。この革新的なサービスにより、不動産開発業界の業務効率化と意思決定の迅速化が期待される。ZISEDAIは、このサービスを通じて不動産テック事業を展開し、業界の発展に貢献していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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