モダリス、GENIXCUREとアルツハイマー病治療に向けた革新的遺伝子治療薬を共同開発

■エピゲノム編集と次世代薬剤送達技術の融合、新規遺伝子治療に挑戦

 モダリス<4883>(東証グロース)は7月10日、韓国のバイオテック企業GENIXCURE社と、アルツハイマー病を対象とした新規遺伝子治療の共同研究開発に向けた基本合意書を締結したと発表。モダリス社のエピゲノム編集技術によるMDL-104と、GENIXCURE社の中枢神経系への薬剤送達キャプシドXOB031を組み合わせ、革新的な治療薬の開発を目指していく。

 両社の技術を融合することで、静脈注射のようなより低侵襲な投与方法の実現を目指す。モダリス社のMDL-104は既に病態モデルマウスでの有効性が実証されており、GENIXCURE社の次世代送達技術と組み合わせることで、さらなる進展が期待される。

 同合意による2024年12月期の連結業績への影響は軽微と見込まれている。両社は、深刻な遺伝子疾患に苦しむ患者のために、革新的な治療法の開発に取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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