31日上場のFaber Companyは1190円(公開価格の19%高)で初値をつけ、その後34%高

株式市場 IPO 鐘

■デジタルマーケティングの自動化ツール『ミエルカSEO』など提供

 7月31日に新規上場となったFaber Company(ファベルカンパニー)<220A>(東証スタンダード)は、デジタルマーケティングの自動化ツール『ミエルカSEO』の提供などを行い、買い気配でスタート。取引開始から25分後に1190円(公開価格1000円の19%高)で初値をつけ、その後1339円(同34%高)まで上げて売買されている。

 「マーケティングをやらないと、どんなにいいものでも届かない」から、「マーケティングをやらなくても、いいものは届く」といった、売り手と買い手の境界線が存在しない世界の実現を目指す。このような存在意義のもと、デジタルマーケティングを中核に据えた事業開発の連鎖を構築することにより、企業のマーケティング活動の変革を推進している。設立は2005年2月。

 また、即戦力となるフリーランスや副業のデジタルマーケティング人材を企業に提供するサービスも有し、デジタル人材の需給に関わる事業も行っている。

 業績見通し(2024年9月期・連結、会社発表)は、売上高を22億60百万円(前期比3.5%増)、営業利益は3億09百万円(同0.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億4百万円(同4.6%減)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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