【LINEリサーチ】動画配信サービス人気ランキング!世代別で異なる好みとは?

■総合ランキング:Amazon Prime Videoがトップ、Netflixが続く

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)が実施した大規模な調査によると、日本人が最も利用している有料動画配信サービスは「Amazon Prime Video」であることが明らかになった。同社が運営する「LINEリサーチ」は、650万人以上の国内最大級の調査パネルを基盤としており、今回の調査では、10代から60代までの男女5241人を対象に、動画配信サービスに関する詳細な意見を収集した。

・1位=Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ):27.9%
・2位=Netflix(ネットフリックス):18.5%
・3位=U-NEXT(ユーネクスト):4.1%
・4位=Hulu(フールー):3.2%
・5位=Disney+(ディズニープラス:3.0%

 調査結果によると、全体の約3割が「その他」のサービスを利用しているか、もしくは有料の動画配信サービスを利用していないという回答だった。しかし、利用している人の中では、「Amazon Prime Video」が圧倒的な支持を集め、27.9%のシェアを獲得しました。続く2位は「Netflix」で、18.5%という結果となった。

■性別別:男性はAmazon Prime Video、女性はNetflixを好む傾向

 興味深いのは、世代や性別によって好みの動画配信サービスに違いが見られた点である。男性は、全年代で「Amazon Prime Video」がトップ。特に20代男性では3割を超える高い支持を得ている。女性は、10代から20代では「Netflix」が人気を集め、20代女性では3割を超えるシェアを獲得しました。一方で、50代女性では「Amazon Prime Video」と「Netflix」がほぼ同数の支持を得ている。

 各動画配信サービスの好きな理由として、Amazon Prime Videoは、料金の安さや、動画以外のサービスも利用できる点が人気の理由として挙げられた。Netflixは、作品数の多さや、オリジナル作品が充実している点が支持されている。U-NEXTは、アニメや特撮が充実していることや、アカウントを共有できる人数が多い点が評価されている。

■今後の動画配信サービスの動向に注目

 今回の調査結果から、動画配信サービスの利用はますます広がりを見せていることがわかります。特に、若い世代では「Netflix」のオリジナル作品が人気を集め、一方で、幅広い世代から支持されている「Amazon Prime Video」は、料金の安さや多様なサービスが魅力となっている。今後も、各社のサービス競争が激化し、より多くのユーザーが自分に合った動画配信サービスを選ぶことができるようになることが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る