JR東日本、運行情報電話サービス「どこトレダイヤル」実証実験再開、生成AIで音声認識精度向上

■スマートフォン操作が苦手な方も安心、音声で気軽に列車運行情報を確認

 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)は9月2日、列車運行情報を提供する手段の多様化を図るため、地方路線や駅の運行情報が電話で問い合わせ可能な自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」の実証実験を再開すると発表。同サービスは、スマートフォン操作が苦手な利用者にも利便性を提供することを目的としており、従来の音声認識機能の課題を解消するために生成AIを導入した。

 従来の「どこトレダイヤル」は、音声入力時のつなぎ言葉や雑音による認識エラーが課題となっていた。今回の改良では、生成AIを活用することで音声認識機能の精度を向上させ、利用者がよりスムーズにサービスを利用できるようになった。これにより、列車の遅延情報や位置情報など、詳細な運行情報を音声案内で正確に取得することが可能となる。

 実証実験は2024年9月3日から2025年2月14日まで、茨城県と福島県の一部路線において実施される予定。対象路線は、常磐線の友部から新地、水戸線の小田林から友部、水郡線の水戸から磐城守山までの区間となっており、利用者からのフィードバックを基に今後のサービス改善が図られる見込みである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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