日経平均600円高、NYダウ最高値などに加え衆議院の「解散は買い」も意識の見方

東京証券取引所

■三菱重は7%高、日立は4%高など主力株への買い旺盛

 10月1日朝寄り後の東京株式市場では、日経平均が急反発となり、午前9時45分にかけて610円91銭高(3万8530円46銭)と上げ幅を広げている。平均株価への影響度が高い半導体関連株が軒並み値上がりしているほか、医薬品、電子部品、自動車、機械・重工、大手商社株などの上げが目立つ。NYダウの2日連続最高値、円相場の反落・円安などに加え、衆議院の解散・総選挙が確定的になったため、「解散・総選挙は買い」というジンクスが意識されてきたとの見方が出ている。

 「解散・総選挙は買い」というジンクスについては、2000年以降、21年10月に岸田内閣が衆議院を解散したときまで8回の解散・総選挙期間中、期間の区切り方にもよるが8回とも日経平均は値上がりしたとのデータがある。

 日立<6501>(東証プライム)は4%高、三菱重<7011>(東証プライム)は7%高、TDK<6762>(東証プライム)は5%高など、主力株に値上がり率の大きい銘柄が目立っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る