アンジェス、遺伝子治療薬「コラテジェン」が米国FDAよりブレイクスルーセラピーに指定

■審査期間短縮、承認確率向上で患者への届けが加速

 アンジェス<4563>(東証グロース)は10月10日、米国で開発中の遺伝子治療用製品「コラテジェン」が、米国食品医薬品局(FDA)からブレイクスルーセラピー(画期的新薬)に指定されたと発表。この指定は重篤な症状の治療を目的とした薬剤の開発と審査を迅速化するために設計された制度であり、既存の治療法よりも顕著な改善を示す可能性があると認められたことを意味する。

 ブレイクスルーセラピーの指定は非常に難しく、2019年10月から2024年6月までの申請577件中、承認されたのは222件(約38%)であった。特に生物由来製品については、直近9か月間で13件中わずか3件(約23%)しか指定されていない。この指定により、「コラテジェン」の審査期間短縮と承認確率向上が期待できる。

 FDAの2021年および2022年の審査期間(中央値)は、標準的な審査の場合と比べて、ブレイクスルーセラピー指定を受けた場合、3~4か月短縮されている。また、2012年7月から2024年6月までの12年間に指定を受けた587件のうち、483件の現状を調査したところ、328件(約68%)が承認を取得しており、一般的な第Ⅱ相臨床試験終了後の承認確率約46%を大きく上回っている。同社は、この指定により「コラテジェン」の開発が加速すると期待している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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