双日、米国の大手電気設備工事企業を買収しエネルギーソリューション事業を強化

ビジネス 万年筆 メモ

■省エネサービスとのシナジー効果で、顧客に最適なソリューションを提供

 双日<2768>(東証プライム)は10月15日、米国の大手電気設備工事企業フリーステート・エレクトリック社の持ち分90%を取得し、連結子会社化したと発表。この買収により、双日は米国の省エネルギー・電化市場において、空調・照明から電気設備工事までの一貫したサービスを提供できるようになる。

 フリーステート社は、ワシントンD.C.を含む米国首都圏で、教育機関やデータセンター、病院、公共施設など幅広い分野で事業を展開している。米国では電気設備工事と保守点検サービスの需要が高まっており、特にフリーステート社の地盤では、データセンターの新規建設ラッシュにより需要が急増している。

 双日は2021年に米国の省エネルギーサービス企業マクルーア社を買収し、エネルギーソリューション事業に参入した。今回のフリーステート社の買収により、双日は顧客のニーズに沿った総合的なソリューションを提供し、CO2排出量の削減やネットゼロ社会の実現に貢献することを目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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