29日上場のTerra Droneは2162円で初値をつけ売買活発

■インドネシアやサウジでの農薬散布や測量事業が本格化

 11月29日に新規上場となったTerra Drone(テラドローン)<278A>(東証グロース)は、「測量」「点検」「農業」などの領域でドローンによるワンストップソリューションを提供し、公開価格は2350円。取引開始後に2162円で初値をつけ、その後2280円まで上げる場面を見せて活発に売買されている。

 ドローンによるワンストップソリューションプロバイダーとして、「測量」「点検」「農業」「運航管理」の分野で国内、海外(アジア・中東・ヨーロッパ等)で事業を展開。今期・2025年1月期は、インドネシア、マレーシアでの農薬・肥料散布事業、及びサウジアラビアでの測量・点検事業が本格化することなどで、売上高が39%増加する見込み。設立は2016年2月。

 業績見通し(2025年1月期・連結、会社発表)は、売上高が4122百万円(前期比39.1%増)。営業利益は農業事業の譲受による人件費の増加等により損失669百万円、親会社株主に帰属する当期純利益も460百万円の損失としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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