不動産株が一段ジリ高となり「マイナス金利」による住宅ローン金利低下など材料視

銘柄

■全体相場がリバウンドの域を出ない場合は中小型の不動産株との見方も

 三井不動産<8801>(東1・売買単位100株)は16日の後場寄り後に一段ジリ高となり、7%高の2677.0円(175.5円高)まで上げ手2日続伸となり、タカラレーベン<8897>(東1・売買単位100株)も一段高の562円(58円高)をつけるなど、不動産株が前場に続き活況高となっている。日銀の「マイナス金利」政策が16日から実施され、大手銀行などが相次いで住宅ローン金利の引き下げを発表しているため、不動産需要の喚起・拡大へと期待が拡大している。

 業種別指数(東証33分類)の値上がり率1位は前引けから後場寄り後にかけて「不動産業」となり、2位は「証券・商品先物」。中で、市場関係者の中には、全体相場がリバウンドの域を出ないと見る場合は大手不動産株よりも中小型の不動産株に妙味があるとして、アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)などの投資用マンション銘柄にまで間口を広げて注目する様子がある。

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