【この一冊】「国民総株主」─前澤友作が描く新たな資本主義の姿、現在先行予約開始

【ZOZOを辞めた理由から世界平和への模索まで】

■お金配りから株配りへ

 前澤友作の初の著書『国民総株主』は、単なる経済書の枠を超えた野心的な社会変革への提言書である。同書は、著者の起業家としての経験と、世界平和への強い想いが交差する地点で生まれた独自の経済思想を赤裸々に描き出している。

 同書の中心テーマは「国民総株主」という革新的な概念である。前澤は、従来の資本主義が一部の人々に資本を集中させている現状を批判し、株式を通じて経済的機会を広く国民に開放することを提案する。特に、子どもたちがお年玉の代わりに株を受け取るという未来像は、経済民主化への斬新なアプローチとして注目に値する。

 著者は自身の経験、特にZOZO退任の背景や、約50億円に及ぶお金配りの挫折経験を通じて、単なる金銭的支援では社会問題を解決できないことを痛感したと告白する。その反省から生まれたのが、知識と機会を提供することで人々のエンパワーメントを目指す「国民総株主」構想である。さらに、戦争の根本原因を「資本」と捉え、資本主義を再構築することで世界平和に貢献したいという壮大な理想も示されている。

・『国民総株主』 現在先行予約受付中!
・出版社:幻冬舎
・発売日:2024/12/25
・単行本:200ページ
・寸法:18.8x12.8x1.2cm

 前澤友作(まえざわ・ゆうさく)は、日本の実業家であり起業家。1975年11月22日生まれ、千葉県出身。スタートトゥデイ株式会社(現:ZOZO<3092>(東証プライム))を1998年に設立し、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を成功させる。2019年にZOZOをソフトバンクグループに売却後は、宇宙旅行や芸術分野への挑戦で注目を集める。また、2024年には生活インフラを通じて株式還元を行う「カブ&ピース」を立ち上げ、「国民総株主」という新しい経済モデルを提唱している。趣味は音楽、アート収集、宇宙探検など、多岐にわたる活動を展開中。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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