
■トヨタアセット準備が筆頭株主に、3月30日付で支配権移行
豊田自動織機<6201>(東証プライム)は3月24日、同社株式に対する公開買付け(TOB)の結果を発表した。トヨタ自動車<7203>(東証プライム)グループのトヨタ不動産が設立したトヨタアセット準備による公開買付けは3月23日に終了し、応募株数が買付予定数の下限126,215,300株を上回ったため成立した。応募は191,087,116株に達し、議決権比率63.60%を確保した。
■親会社・主要株主の異動
同買付けの決済開始日である3月30日付で、トヨタアセット準備は同社の親会社および主要株主である筆頭株主となる見込みである。また同社の親会社には、トヨタアセット準備の上位会社であるトヨタアセットおよびトヨタ不動産も該当する。一方、トヨタ自動車は従来の筆頭株主から外れ、主要株主に位置付けが変わる。
■買付け条件と規模
公開買付けは1月15日から3月23日まで45営業日実施され、買付価格は1株20,600円であった。参考情報によれば、買収総額は約5.9兆円規模と見込まれ、国内TOBとして過去最大級となる。価格引き上げなどを経て応募が集まり、成立に至った。
■今後の方針と上場廃止
公開買付け後は、株式併合などの手続きを通じて株主を公開買付者およびトヨタ自動車のみに整理する方針である。この一連の手続により、同社株式は東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場の上場廃止基準に該当し、所定の手続きを経て上場廃止となる見込みである。トヨタグループ全体の成長戦略の中核として、非公開化が進められる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























