紀伊國屋書店、旭屋書店と東京旭屋書店を完全子会社化、新経営陣発足

■CCCからの全株式取得、2024年12月27日に完了

 紀伊國屋書店は12月27日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)から株式会社旭屋書店および株式会社東京旭屋書店の全株式を取得し、完全子会社化を完了したと発表。これにより両社は新経営体制へ移行し、川上幸弘を代表取締役社長とする新たなリーダーシップのもとで運営が開始される。

 旭屋書店と東京旭屋書店は、それぞれ1946年および1965年に創業し、長い歴史を誇る。2018年以降はCCCグループのもとで地域文化の発展に貢献してきたが、今回の完全子会社化により、紀伊國屋書店の経営資源とサービス基盤を活用し、顧客への新たな価値提供とさらなる地域貢献が期待されている。

 今後、旭屋書店および東京旭屋書店は紀伊國屋書店グループの一員として、全国11店舗を拠点に「本」を通じた文化発展の取り組みを続けていく。紀伊國屋書店は、地域と顧客を結ぶ場を創出し、良質な作品との出会いを提供し続けることを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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