SDSホールディングス、ミームコインNFT付与による株主優待制度を検討開始

■新たな株主還元策として、ブロックチェーン技術を活用

 SDSホールディングス<1711>(東証スタンダード)は1月28日、企業価値の向上と株価及び時価総額の上昇を最優先課題として掲げる「SDS Value 1stアクションプラン2025」の一環として、株主優待制度の充実を図るため、ブロックチェーンを活用した「ミームコインNFT」の付与制度の検討を開始したと発表。この新制度では、インターネット上のミームをモチーフにした仮想通貨に交換可能なNFTを株主に付与することを想定している。

 検討中の具体的な内容として、マルハンのIPである「にゃんまる」をモチーフとした「NYANMARU Coin($NYAN)」を活用する方向で調整を進めている。株式保有数に応じて、1,000株以上の保有者には1枚、30,000株以上の保有者には10枚のNFTを付与する案が検討されており、株主はERC20規格対応の暗号資産ウォレットを通じて優待を受け取ることができる。

 同制度は、GFAからの紹介を契機として検討が開始された。現時点では採用や具体的な内容は未確定であり、株主からの意見集約を行いながら、詳細を詰めていく方針である。同社は、株主への利益還元策として本制度を位置付け、継続的な株式保有を促進する効果を期待している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る