【株式市場】前場の日経平均は40円安、次第に円安となり一時66円高まで上げる

◆日経平均は3万8746円96銭(40円06銭安)、TOPIXは2729.82ポイント(7.41ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億9740万株

 2月10日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの2日続落などに対し、円相場が次第に円安となったことなどが好感され、日経平均は朝寄り後の180円70銭安(3万8606円32銭)を下値に持ち直し、中盤に66円77銭高(3万8853円79銭)まで上げる場面を見せて前引けは小幅安にとどまった。DeNA<2432>(東証プライム)、ぐるなび<2440>(東証プライム)、日本製紙<3863>(東証プライム)、太陽誘電<6976>(東証プライム)、川崎重工<7012>(東証プライム)などが大幅増益の四半期決算など好感されて活況高。日本取引所G<8697>(東証プライム)や日本郵船<9101>(東証プライム)も高い。

 ネクスグループ<6634>(東証スタンダード)が急伸し暗号資産・Web3事業会社の子会社化を好感した急伸相場再燃の様子。宮入バルブ<6495>(東証スタンダード)は日米トップ会談によるアラスカ産LNGの輸入拡大が材料とされ一時ストップ高。日揮HD(日揮ホールディングス)<1963>(東証プライム)なども高い。四半期好決算や業績予想の増額が好感されテックファームHD<3625>(東証グロース)が一時ストップ高となりアイリッジ<3917>(東証グロース)やオンコリスバイオ<4588>(東証グロース)も高い。

 東証プライム市場の出来高概算は9億9740万株、売買代金は2兆1404億円。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は755銘柄、値下がり銘柄数は815銘柄。

 東証33業種別指数は15業種が値上がりし、その他金融、パルプ紙、鉱業、海運、その他製品、化学、水産農林、石油石炭、陸運、証券商品先物、金属製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る