京写が戻り高値に進む、期中レビュー完了の決算短信を受け改めて好業績を見直す

■通期の予想営業利益は前期比20.3%増、第3四半期まで好調

 京写<6837>(東証スタンダード)は2月10日、3日続伸基調となり、後場一段と強含んで399円(13円高)をつけ、戻り高値に進んでいる。プリント配線板の世界的大手で、1月末に発表した第3四半期決算短信(2024年4~12月・累計/連結)について、2月7日に「公認会計士等による期中レビューの完了」を掲載、あらためて好業績が注目し直されている。

 第3四半期累計の連結決算は、北米市場の堅調推移や中国からの生産移管の動きによるASEAN市場の好調などを受けて売上高が前年同期比5.0%増の196億14百万円となり、営業利益はベトナムとインドネシアの増収効果や中国での省人化、高付加価値品の拡大などにより同10.1%増の10億14百万円と好調だった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は13億円(前期比20.3%増)の見込み。第3四半期まで通期予想の78%を達成しているため、好調な推移と受け止められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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