上新電機、「株式会社Joshin」に商号変更へ、経営環境の変化に柔軟に対応する企業へ

■従来の「電機」の枠組みにとらわれない柔軟な組織体制への移行

 上新電機<8173>(東証プライム)は3月25日、開催の取締役会において、2026年4月1日付で商号を「株式会社Joshin」に変更することを決定したと発表。この変更は、2025年6月下旬に開催予定の第77回定時株主総会での承認を条件としている。

 変更の背景には、「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」という経営理念と、「家電とICTの力で生活インフラのHubになる」という経営ビジョンがある。同社は、「高齢社会のレジリエンス強化支援」と「家庭のカーボンニュートラルの実現」という二つの社会価値の創出を目指している。従来の「電機」の枠組みにとらわれない柔軟な組織体制への移行を企図している。

 新商号「Joshin」には、ステークホルダーの親しみの気持ちや、創業の精神、社風を大切に継承する思いが込められている。激変する経営環境に適応し、変化を成長の「力」に変える経営体制への決意を表明し、一層の事業拡大と企業価値向上に取り組む方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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