エイチ・アイ・エスが続伸、第1四半期の61%増益など連日好感

■訪日旅行市場の連続最高更新ペースなどに期待強い

 エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)は4月2日、一段と出直って始まり、取引開始後は1689円(54円高)まで上げて2日続伸基調となっている。引き続き、3月31日に発表した第1四半期決算と、遅延していた前10月期決算の発表が好感されている。

 第1四半期決算(2024年11月~25年1月、連結)は、前年同期比で売上高が16.3%増加し、営業利益は同61.1%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益も同48.1%増加した。「旅行市場においては、訪日旅行市場が過去最高を更新した2024年の勢いそのままに、当第1四半期連結累計期間における前年同期比において133.0%の1,045万人となった」(決算短信より)などとし、追い風のほどがうかがえる決算だった。10月通期の連結業績予想は全体に期初予想を据え置いたが、上振れ期待が強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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