ピックルスホールディングスは今期増益を見込む、茨城新工場など本格寄与、前2月期は野菜高騰の影響など大

(決算速報)

■新規事業では冷凍食品、製品開発では開封してすぐ食べられるサラダ感覚の浅漬

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)の2025年2月期・連結決算(4月14日16時前発表)は、さまざまなものの価格上昇による消費者の節約志向の影響や、コンビニエンスストア向けの売上が減少したことなどにより、売上高は前期比3.5%減の415億18百万円となった。また、夏場の高温などによる原料白菜や胡瓜などの野菜高騰や物流費、人件費の上昇などを受け、営業利益は同23.3%減の12億79百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.4%減の9億58百万円だった。

 ただ、製造面では、株式会社ピックルスコーポレーションの茨城新工場が24年12月に稼働を開始し、生産効率の向上が進む。また、新規事業では、同じくピックルスコーポレーションにおいて冷凍食品を開発し、量販店の冷凍食品売場や業務用への拡販に取り組んでいる。

 製品開発面では、ピックルスコーポレーションにおいて、開封してすぐ食べられる、サラダ感覚の浅漬の「液切りいらず おしんこ白菜」や、柔らかくて甘い深谷ねぎを使用した「冬の白菜とねぎの浅漬」などの新商品を発売した。他にも、北海道長沼町産白菜を使用し、酪農学園大学の学生がレシピ・商品名を考案した「酪農学園大学監修 沼る浅漬」を地域・期間限定で発売した。

 期末の固定資産の残高は193億53百万円(同42億62百万円増加)した。主な要因はピックルスコーポレーションの茨城工場の稼働等による。

 今期・26年2月期の連結業績予想は、売上高を410億円(前期比1.2%減)とした一方、各利益は増益の見込みとし、営業利益は15億円(同17.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億90百万円(同3.3%増)とした。配当は第2四半期末に1株当たり13円(前期比1円増)を予定し、2月期末には同14円(前期と同額)を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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