【株式市場】前場の日経平均は429円安、日米関税交渉の次回会合を前に円高が再燃し総手控え

◆日経平均は3万4300円35銭(429円93銭安)、TOPIXは2529.01ポイント(30.14ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億454万株

 4月21日(月)前場の東京株式市場は、日米関税交渉の2回目の会合が4月24日に加藤財務相とベッセント財務長官とで行われる見通しとされ、円相場が前週末に比べ2円近い円高になったことなどを受け、模様ながめとなった。日経平均は174円安で始まり、午前10時過ぎに430円安(3万4300円)まで下押し、いったん持ち直したものの前引け間際に再び432円安(3万4297円)。中で、円高が追風の大黒天物産<2791>(東証プライム)やニトリHD<9843>(東証プライム)、ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)などが上げ、東京メトロ<9023>(東証プライム)なども高い。

 食料品の消費税減税案が出ているとされ明治HD<2269>(東証プライム)などが上げ、薬王堂HD<7679>(東証プライム)も食料品の割合が高いと活況高。木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は業績予想の大幅増額修正がっ好感されて急伸しストップ高。安永<7271>(東証スタンダード)も業績予想の大幅増額修正が好感されてストップ高。ファンデリー<3137>(東証グロース)も冷食の販路拡大の連続発表を受けストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億454万株、売買代金は1兆5625億円。東証プライム1637銘柄中、値上がり銘柄数は534銘柄、値下がりは1053銘柄。

 東証33業種別指数で値上がりした業種は、陸運、水産農林、の2業種にとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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