【株式市場】好業績株など強く東京都議選を受けて経済政策の原点回帰などに期待あり日経平均は堅調

株式

◆日経平均の前引けは2万60円21銭(26円78銭高)、TOPIXは1613.39ポイント(1.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億6385万株

チャート4 3日(月)前場の東京株式市場は、東京都議選で小池都知事が率いる都民ファーストの会が圧勝し、「自民党としては円相場と株式市場を重視する原点に立ち返らざるを得ない」(市場関係者)との見方があり、株価指数の先物が堅調に始まった。為替が円安気味のためトヨタ自動車<7203>(東1)などが高く、日経平均は9時半過ぎに一時2円82銭安(2万30円61銭)となった以外はほぼ堅調に推移した。前引けは26円78銭高(2万60円21銭)。東証2部指数とマザーズ指数、日経JQSDAQ平均も高い。

 パナソニック<6752>(東1)などが堅調に推移したほか、パイプドホールディングス<3919>(東1)は第1四半期決算が好感されて急伸。鈴茂器工<6405>(JQS)は大手産業紙による食品ロボットの特集報道などが材料視されて反発。夢展望<3185>(東マ)は「上場廃止に係る猶予期間入り」を蹴飛ばす勢いで続伸。

 東証1部の出来高概算は7億6385万株、売買代金は9468億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は1060銘柄、値下がり銘柄数は801銘柄となった。(HC)

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