ネオジャパン、マレーシア・ジョホール州政府機関「Invest Johor」と「東南アジア・エクセレンスセンター設立」に向けた基本合意を締結

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は6月19日、マレーシア・ジョホール州政府の投資促進機関「Invest Johor(インベスト ジョホール)」と、同州イスカンダル地域における東南アジア・エクセレンスセンター(Southeast Asian Centre of Excellence:SEA CoE)の設立に向けた戦略的協力に関する基本合意を締結したと発表。

■基本合意締結の狙い

 同基本合意は、ジョホール・シンガポール経済特区(JS−SEZ)構想と連携し、Invest Johorの協力のもと、ネオジャパンが東南アジア地域において営業、サポート、人材育成、R&Dの拠点となる「SEA CoE」の実現を目指す第一歩である。

 また、同合意の一環として、ネオジャパンはInvest Johorと共同で「DXパイロット・プロジェクト」を立ち上げ、自社のICTソリューションである『desknet’s NEO』『AppSuite』『NEOPORT』を活用し、Invest Johor内部の文書や業務プロセスのデジタル化、自動化、一元管理を推進する方針である。

 これらのICTソリューションは、ネオジャパンのマレーシア現地法人であるNEOREKA ASIA Sdn. Bhd.を通じて、すでにマレーシア投資開発庁(MIDA)にも導入されており、マレーシア行政機関における成功事例とされている。

■ジョホール州首相、オン・ハフィズ・ガジ氏のコメント

 (日本語訳)「今回の連携は、ジョホールをデジタル分野における地域の中核拠点とするという我々の目標と完全に一致している。イノベーションの促進、人材育成、戦略的な投資を通じて、JS−SEZがジョホール州のデジタル経済を牽引する起爆剤になると確信している。」

■『desknet’s NEO』について

 組織の情報共有とコミュニケーションの改善、業務効率化に資する多彩なアプリケーションを搭載したグループウェアである。ノーコードによる業務アプリ作成機能により、活用範囲を大きく広げることが可能であり、働き方改革、テレワーク、DX推進を目的として、中小企業から大企業、自治体、官公庁まで、幅広い組織が導入している。1999年の市場参入から、2025年3月時点で528万ユーザー以上の販売実績※を持ち、「機能性の高さ」と「使いやすさ」が評価されている。
※クラウド版契約ユーザー数とパッケージ版販売累計ユーザー数の合計。

■『AppSuite』について

 紙やFAX、メール、表計算ソフトなどによる非効率な業務処理・管理を、マウス操作で誰でも簡単にウェブシステム化できる業務アプリ作成ツールである。豊富なテンプレートを活用し、自社業務に合わせたカスタマイズが可能であり、「AppSuite」で作成されたアプリは、グループウェア「desknet’s NEO」の一機能として動作する。現場主導によるシステム設計から構築・運用まで、業務改善を実現する仕組みである。

【Invest Johorについて】

 Invest Johorは、マレーシア ジョホール州政府の投資促進機関であり、国内外からの製造業・サービス業への投資を支援する役割を担っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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