abc、株式売却で2700万円の特別利益を計上へ、2026年8月期に反映

■投資目的で保有株を相対取引で一部売却

 abc株式会社<8783>(スタンダード市場)は9月8日8時30分、保有する上場有価証券の一部を相対取引で売却し、特別利益として投資有価証券売却益が発生したと発表した。売却益の発生は2026年8月期第1四半期に計上される見込みで、その額は2700万円である。

 同社は金融サービス事業の一環としてファイナンシャル・アドバイザリーを展開し、資金調達を計画する上場企業などに対し、投資家の紹介や資金提供支援を行っている。今回の売却は投資目的で保有していた株式の一部処分によるもので、資本効率の向上を図る取り組みの一環と位置づけられる。

 今後については、今回の売却益を2026年8月期第1四半期に特別利益として計上する予定であるが、業績予想の見直しが必要となった場合には速やかに開示を行う方針を示している。財務基盤の強化と事業成長の両立を意識した経営姿勢がうかがえる内容である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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