綿半HDの4月既存店は売上高・客数・客単価とも2ヶ月連続でプラスに

■食品や日用雑貨などの生活必需品が好調に推移

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、4月の月次売上状況(スーパーセンター事業17年4月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比128.4%、既存店は103.4%だった。全店売上高は15年4月から25ヵ月連続のプラスとなった。

 4月度の既存店は、月後半の気温低下の影響により、衣類やレジャー用品等が伸び悩んだが、EDLP戦略の定着により客数が増加し、食品や日用雑貨などの生活必需品が好調に推移した。 また、ミックスマッチ(複数販売による割引)による客単価の増加に加え、ペット部門では、プライベートブランド商品が大幅に伸長し、売上・客数・客単価ともに前年を上回り、2ヶ月連続でプラスとなった。

 全店では昨年11月にグループ入りした「綿半Jマート」が加わったことにより順調に推移している。なお、スーパーセンター千曲店内に誰でも自由に利用できるコミュニティスペース「Cotton1598千曲ショー ルーム」を設置した。

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