【株式市場】日経平均は399円安、半導体関連株の後場一段軟調など影響し4日ぶり反落、TOPIXは連日最高値

◆日経平均は4万5354円99銭(399円94銭安)、TOPIXは3187.02ポイント(1.67ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は22億181万株

 9月26日(金)後場の東京株式市場は、NY市場の動向を受けて軟調だった半導体関連株が一段下押して始まり、前引けは堅調だった自動車株も値を消した一方、経営統合観測が伝えられた千葉銀<8331>(東証プライム)と千葉興銀<8337>(東証プライム)は上げ幅を保って推移し、群馬銀<8334>(東証プライム)や北國FG<7381>(東証プライム)は一段と上げた。住友不<8830>(東証プライム)や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)なども高い。日経平均は一段軟調に始まり、13時過ぎからは次第安のまま大引けは本日の安値引けとなり4日ぶりに反落した。TOPIXは堅調で終値での最高値を4日連続更新した。

 後場は、AIストーム<3719>(東証スタンダード)が一段と上げ「トラックファンド」の相次ぐ完売と新たな募集など材料視。ニイタカ<4465>(東証プライム)とフィードフォースG<7068>(東証グロース)は第1四半期の大幅増益など好感され前場急伸したまま上げ幅を保って活況。ピアズ<7066>(東証グロース)はNTTドコモとの連携など好感され前場ストップ高となったまま大引けまで買い気配。上場2日目のオリオンビール<409A>(東証プライム)は反落模様のまま売買交錯。

 東証プライム市場の出来高概算は22億181万株(前引けは9億2395万株)、売買代金は6兆2067億円(同2兆6936億円)。プライム上場1617銘柄のうち、値上がり銘柄数は1197(前引けは1178)銘柄、値下がり銘柄数は376(同370)銘柄。

 東証33業種別指数は24業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、食料品、建設、保険、その他製品、鉱業、倉庫運輸、銀行、水産農林、卸売り、などとなった。。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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