【株式市場】前場の日経平均は291円安、為替の円高など受け業種別指数は全業種が安い

◆日経平均は3万5867円33銭(291円83銭安)、TOPIXは2552.80ポイント(23.74ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億4757万株

 9月11日(水)前場の東京株式市場は、円相場が切り返して一時1ドル141円台の円高になったことなどを受け、材料株や好業績株が個別に注目される相場となり、東証33業種別指数は全指数とも値下がりした。中で、さくらインターネット<3778>(東証プライム)や日東紡績<3110>(東証プライム)は米アマゾン・ウェブ・サービスが英国で1兆5000億円規模のデータセンター整備との報道など材料視され活況高となり、ダイヘン<6622>(東証プライム)は電力消費拡大観測などで活況高。富士通<6702>(東証プライム)は大手証券による投資判断など受け高い。日経平均は朝寄り直後の3万6056円87銭(102円29銭安)を上値に一進一退を続け、前引けは7日続落模様となった。

 gumi<3903>(東証プライム)が活況高となり第1四半期の5四半期ぶり黒字転換など好感。扶桑電通<7505>(東証スタンダード)は業績・配当予想の大幅ぞ額修正が好感され活況高。メディネット<2370>(東証グロース)は細胞治療薬事業での戦略提携が好感され急伸。AIメカテック<6227>(東証スタンダード)は大口受注の発表を受けストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億4757万株、売買代金は1兆7478億円。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は308銘柄、値下がり銘柄数は1301銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値下がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る