アクリート、米FEAIと合弁会社設立、耐量子暗号・AI製品の国内展開を開始

■耐量子計算機暗号「Isidore Quantum」などを国内提供

 アクリート<4395>(東証グロース)は12月19日、米国のAI・サイバーセキュリティ企業であるForward Edge-AI,Inc.(FEAI社)との合弁会社「Forward Edge-AI Japan株式会社」を設立し、同社からの出資払込が完了したと発表した。これにより、合弁事業を正式に開始した。

■米国政府レベルで検証済みAI・PQC技術を日本市場へ投入

 同社は中期経営計画で掲げる「超情報化社会でのキープレイヤーたれ」というビジョンのもと、AIおよびサイバーセキュリティ分野への本格参入を進めている。量子コンピュータの進展により、従来暗号が短期間で解読されるリスクが高まる中、耐量子計算機暗号(PQC)への移行は各国政府や重要インフラ事業者にとって喫緊の課題となっている。FEAI社は、米国国家安全保障局(NSA)のCNSA2.0に準拠したハードウェア型PQC暗号プラットフォーム「Isidore Quantum」などを展開する企業である。

■官公庁・金融・医療分野を軸にソリューション事業の成長を目指す

 合弁会社はFEAI社の日本における戦略拠点として、同製品に加え、AIを活用した物質分析プラットフォーム「Blaise™」や、不正メッセージ検知ソリューション「Gabriel」など、FEAI社製品の国内販売、ライセンス供与、保守・サポートを担う。資本金は9375万円で、出資比率はアクリート60%、FEAI社40%。官公庁、金融機関、重要インフラ事業者、医療分野などへの展開を通じ、同社ソリューション事業の成長を図る。業績への影響は現在精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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