住友林業と熊谷組、相互保有株を一部売却、提携関係は維持し協業強化へ

■2017年提携以来の成果踏まえ資本関係を最適化、木造建築など協業分野へ投資推進

 熊谷組<1861>(東証プライム)は1月8日、住友林業<1911>(東証プライム)との業務・資本提携の枠組みを維持したまま、相互に保有する株式の一部を売却し、株式持分比率を変更すると発表した。2017年11月に締結した同提携の協業成果を踏まえつつ、資本効率の向上と株主価値の一段の向上を目的に、資本関係の最適化を図る。

 住友林業は熊谷組普通株式最大1147万3400株(発行済株式総数比6.6%)を、引受人の買取引受けによる売出しで売却する。受渡期日は2026年1月26日から29日のいずれかとなる見通しだ。一方、熊谷組は住友林業普通株式477万7600株(同0.8%)を証券会社を通じたブロックトレードで売却する。売却はいずれも両社が対等の立場で、保有株式数に対して同じ割合で実施される。

 両社は中大規模木造建築や環境緑化、海外建設・開発分野を中心に協業を継続・強化する考えで、売却後も提携関係は維持され、追加の株式売却は予定していない。業績面では、住友林業への影響は軽微とする一方、熊谷組は投資有価証券売却益約40億円を2026年3月期第4四半期に特別利益として計上する見込みだ。これに伴い、同社は通期業績予想と配当予想を上方修正し、1株当たり期末配当金を25円に引き上げる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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