ガーラ、「Flyff Universe」を中国市場へ拡大、eスポーツ化も加速

■RUIWO TECHNOLOGYとの提携により、サービスエリアを拡大

 ガーラ<4777>(東証スタンダード)は12月23日、同社の連結子会社であるGala Lab Corp.が、HTML5 MMORPG「Flyff Universe」の中国展開に向けて、RUIWO TECHNOLOGYとパブリッシング契約を締結したと発表。中国では2009年から「Flyff Online」が展開されており、新作となる同作にも大きな期待が寄せられている。

■累計450万人突破の人気作が中国本土へ進出

 「Flyff Universe」は、PC版「Flyff Online」をベースにHTML5で開発された作品である。2022年のサービス開始以来、日間アクティブユーザー8万人以上、累計ユーザー450万人を突破する人気タイトルに成長している。また、世界大会「FWC」を通じてe-Sportsとしての可能性も示しており、2024年10月にマニラで開催された決勝大会では、12チームによる熱戦の模様がYouTubeでライブ配信された。

 契約を締結したRUIWO TECHNOLOGYは、2018年から中華圏でゲームパブリッシング事業を展開する企業である。「DROIYAN」や「Archlord」、「Seal Online」など、海外の有名IPゲームを手がけており、今回のHTML5 MMORPG分野への参入で、さらなる成長が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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