【主なニュース&材料】銘柄分析・業績上方修正・脱炭素燃料・防衛AI・DX導入・株主優待――企業価値向上に注目

■増配・分割、メタノール供給網、防衛テック、電力契約DX、医療・蓄電池・株主還元まで幅広く材料

・(編集長の視点)南海プライウッド<7887>(東証スタンダード):26年3月期業績を上方修正し、増配と1株を5株に分割する方針を打ち出した。収納製品のラインアップ拡充やリニューアル市場でのシェア拡大、仏連結子会社の収益寄与、為替差益などを背景に、売上高290億円、経常利益30億円、純利益20億円へとV字回復を鮮明にした。

・出光興産<5019>(東証プライム):Consort Bunkersと共同で、船舶燃料向けメタノールのサプライチェーン構築に向けた検討を開始した。シンガポールや東アジア主要港での供給を想定し、将来的なグリーンメタノール導入も視野に海運の脱炭素化需要に対応する。

・富士通<6702>(東証プライム):防衛領域の技術開発を目的とする共創プログラム「Fujitsu Accelerator Program for Defense Tech」を開始した。日本初の防衛テック・アクセラレーターとして、防衛用マルチAIエージェントの研究開発加速を狙う。

・SHIFT<3697>(東証プライム):東北電力フロンティアの電気契約申込みフォームをAI駆動開発で構築した。会員登録不要の申込み導線を整え、開発生産性40%向上、5カ月での構築を実現。公開後は申込みコンバージョン率が従来の2倍超、顧客対応時間も半減した。

・(銘柄分析)ティムコ<7501>(東証スタンダード):26年11月期は2桁増収、黒字転換予想とした。熊撃退スプレー「熊一目散」の拡大やEC強化が寄与し、フィッシング、アウトドア両事業の伸長を見込む。地合い悪化のなかでも株価は高値圏で堅調に推移。

・(銘柄分析)ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム):26年3月期は減益予想ながら、第3四半期の収益は大幅改善した。欧州事業の好調に加え、アジア展開の加速を成長材料とし、27年3月期の収益拡大基調が期待される。

・(銘柄分析)エスプール<2471>(東証プライム):26年11月期は2桁増益予想で、障がい者雇用支援、広域行政BPO、環境経営支援の拡大を進める。基盤整備を経て27年11月期からの再成長を目指す方針。

・(銘柄分析)綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):26年3月期は増収増益、11期連続増配予想とした。小売、建設、貿易の各事業が伸長する見込みで、27年3月期も収益拡大基調。

・(銘柄分析)神鋼商事<8075>(東証プライム):26年3月期は営業減益ながら、営業外収支の改善で経常・最終増益を見込み、6円増配を計画する。EV・自動車軽量化関連や資源循環型ビジネスなど重点分野の拡大も成長材料。

・エーアイ<4388>(東証グロース):AI音声合成サービス「コエステーション」が東急バスのリアルタイム車内放送実証実験に採用された。臨時ダイヤや鉄道遅延情報の即時案内に加え、地域密着型アナウンス広告の展開も視野に入れる。

・ラキール<4074>(東証グロース):三菱重工機械システムが動画配信型教育サービス「LaKeel Online Media Service」を採用した。安全衛生教育の標準化、平準化、効率化を進め、教育業務のDX化と「災害ゼロ」実現を支援する。

・コロワイド<7616>(東証プライム):ベローチェなどを展開するC-Unitedを440億9200万円で完全子会社化する。全国563店舗を傘下に収め、業態ポートフォリオ拡充や物流・仕入れ面でのシナジー創出を狙う。

・ふくおかフィナンシャルグループ<8354>(東証プライム):株主優待制度を一部変更し、地域特産品コースの商品数を約40品から約60品へ拡充する。一方でキャッシュレス決済コースは廃止し、優待メニューの見直しを進める。

・飯田グループホールディングス<3291>(東証プライム):米住宅ビルダーWright Homesグループの事業会社3社の持分取得を決議し、約59億円を投じて米国住宅事業を拡大する。人口増加が続くユタ州北部での事業基盤確立を目指す。

・ハピネット<7552>(東証プライム):2026年3月期の株主優待内容を決定した。100株以上でカタログ商品、500株以上ではこれに加えて「こども商品券」を付与し、玩具やゲーム、映像音楽ソフトなど計19商品をそろえる。

・テクノロジーズ<5248>(東証グロース):系統用蓄電池事業の事業化見込み件数が196件に拡大した。2025年6月末時点の81件から約2.4倍となり、自社案件が全体の約85%を占める。保証金支払済み79件、供給承諾取得済み35件と進捗も進んでいる。

・リボミック<4591>(東証グロース):軟骨無形成症治療薬「umedaptanib pegol」の国内第Ⅱ相試験で有効性を確認した。年間身長伸展速度の変化量は平均プラス1.4cm/年で、探索的解析では統計学的有意差も確認され、第Ⅲ相試験への進展が視野に入る。

・MRT<6034>(東証グロース):Quickと自治体向けBPO分野で戦略提携した。救急AI、医療DX、医療人材ネットワークを組み合わせ、救急相談からトリアージ、人材確保まで一体的に支援する体制を構築する。

・LINEヤフー<4689>(東証プライム):Yahoo!JAPAN IDの本人確認に、デジタル庁の「デジタル認証アプリ」を導入した。マイナンバーカードを活用し、アカウント復旧や有料サービス停止時の本人確認をオンラインで完結できるようにした。

・ネオジャパン<3921>(東証プライム):「FMヨコハママラソン2026」への協賛を発表した。スポーツ振興と地域貢献活動の一環として継続支援し、社内有志メンバーも参加予定。

・ファンデリー<3137>(東証グロース):管理栄養士のWebメディア「しっかり栄養、パワーアップ食」第73回を3月11日に配信する。鎌倉女子大学の落合由美先生が、低栄養やフレイル予防に向けた食事のポイントを紹介する。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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