【銘柄フラッシュ】ラクオリア創薬など急伸しサン電子などAR・VR関連株が活況高

銘柄

 26日は、さくらインターネット<3778>(東1)が「高火力コンピューティング」の発表などを材料に後場寄り後一段高のストップ高となり、大引けもストップ高のまま16.5%高。スターティア<3393>(東1)はスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリなどが引き続き材料視されて2日連続ストップ高の16.3%高。サイバネットシステム<4312>(東1)は引き続き3次元形状を素早く簡単にモデリングできる3次元ダイレクトモデラーの最新製品などが材料視されて3日連続ストップ高の15.8%高。ダイコク電機<6430>(東1)はAR(拡張現実)やVR(仮想現実)関連技術がパチスロ機などにも有望との見方があり11.5%高となった。

 サイバーコム<3852>(東2)は16.4%高と急伸し東証2部の値上がり率1位。富士ソフト<9749>(東1)の子会社になり、2日連続ストップ高のサイバネットシステム<4312>(東1)も富士ソフトの子会社のため思惑が働いたとの見方。阿波製紙<3896>(東2)は引き続き炭素繊維強化プラスチックに関する報道などが材料視されて2日連続ストップ高の15.6%高。

 インフォテリア<3853>(東マ)はフィンテック(金融IT)関連株人気に加え、本日は同社製品を大学が採用との発表も好感されて一時ストップ高に達し大引けも23.8%高。アークン<3927>(東マ)は不正アクセスを受けた情報流出問題を巡る不安感が後退とされて昨日の後場から出直り本日は後場入り段高となってストップ高の21.8%高。メディビックグループ<2369>(東マ)は再生医療のペット動物向けで先行とされ再び動意再燃となり13.2%高。

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は名古屋大学の予防早期医療創成センターの協働企業としてトヨタ、富士通、東芝などと参画することなどが言われて急に出直りストップ高の28.4%高。ザインエレクトロニクス<6769>(JQS)は16Gbps超高速通信の世界初成功などが好感されて22.3%高の急伸。シンワアートオークション<2437>(JQS)は引き続き子会社が香港企業を買収との発表などが言われて13.1%高の急伸。サン電子<6736>(JQS)は「拡張現実」(AR)技術を応用した業務ソリューションなどに期待とされて出直りを続け12.5%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る