【銘柄フラッシュ】ぷらっとホームが4日連続ストップ高となりアスカネットも急伸

株式市場 銘柄

 9日は、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が9.0%安となり8日続けて昨年来の安値を更新し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)も8.7%安となって同じく8日続けて昨年来の安値など、メガバンクが日銀の「マイナス金利」政策に加え、欧州の銀行株が資源関連企業の不良債権問題などで軒並み安となった影響を受けて総崩れとなった。株価指数先物の主導で日経平均などが下押し、ソニー<6758>(東1)が約2週間ぶりに安値を更新など、主力株には機械的な売りが少なくなかったようだ。

 一方、四半期決算が好調だった関電工<1942>(東1)は前後場とも高く14.0%高となり、同じく岩谷産業<8088>(東1)も6.1%高、東急建設<1720>(東1)も6.1%高。13時30分に発表した鹿島<1812>(東1)や、14時に発表した稲畑産業<8098>(東1)ニチバン<4218>(東1)は一気に下げ幅を縮めた。

 ぷらっとホーム<6836>(東2)は身の回りのすべてのモノがインターネットにつながる「I0T」関連株人気や腕に覚えのある資金集団の介入説などが言われて4日連続ストップ高の19.9%高。インベスターズクラウド<1435>(東マ)は「民泊」関連株人気が再燃とされて11.3%高。MRT<6034>(東マ)はスマートフォンによる遠隔診療システムなどが材料視されて一時20.7%高となり、アスカネット<2438>(東マ)は午後、空中結像技術の「AIプレート」に関連する特許取得の発表が好感されて一時ストップ高の26.2%高。雑貨屋ブルドッグ<3331>(JQS)は3月1日から共同持株会社が株式を上場することなどが言われてストップ高の27.8%高。タツモ<6266>(JQS)は8日に発表した業績予想の増額修正などが好感されて20.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る