マネーパートナーズGが仮想通貨に加えFX売買増加も材料にストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■仮想通貨の「法的認知」受けいったん撤収予定だった投資家も再参入

 FX取引などのマネーパートナーズグループ<8732>(東1・売買単位100株)は7日、ストップ高の1029円(150円高)で始値がつき、前売買日に続き2日連続ストップ高。上場来初めて1000円の大台に乗った。仮想通貨「ビットコイン」の参考レート表示などを行い、このところは仮想通貨を法制化して認知する動きに乗って急伸。加えて今朝は、東京金融取引所のFX(外国為替証拠金)取引「くりっく365」の2月の円/ドル売買高が2014年12月以来1年2カ月ぶりの高水準になったことが材料視されたようだ。

 株価材料として仮想通貨については、政府が今国会で資金決済法を改正し、4日に閣議決定して法的に「認知」したため、目先的には材料出尽しになるとの見方があった。しかし、同社株は4日、大引けもストップ高に張り付いて終り、週明けはFX関連の好材料によって買い気配でスタート。このため値幅狙いの短期資金を中心に、いったんは撤収する心積りだった投資家も判断を変更する様子があるようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る