寿スピリッツは大台乗せ後の一服次第になくなり一気に7000円高値

銘柄 相場欄

■4000円台、5000円台では数ヵ月「大台固め」あったが 

 銘菓の寿スピリッツ<2222>(東1・売買単位100株)は14日の後場寄り後に7140円(190円高)まで上げ、上場来初の7000円相場に入り高値を更新している。連続最高益基調の好業績とあって、3月31日現在の株主に対して株式3分割を行う分割相場が再燃しやすい状況が続いている。

 昨年からの値動きを見ると、4000円台、5000円台を突破したときには、大台乗せの後によくある「大台固め」の一進一退の期間が3~4ヵ月あったが、6000円台に乗ったときには一服商状が見られず、半月ほどで一気に7000円の大台に乗った。こうした状況を見て、信用売りの買い戻しなど需給面での上げ圧力が膨らんできたとの見方が出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る