【株式市場】円高進み日経平均は一時364円安と3月1日以来の1万6000円割れ

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5769円81銭(353円46銭安)、TOPIXは1272.38ポイント(30.33ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億758万株

チャート14 4月1日前場の東京株式市場は、外為市場で朝からジリジリ円高が進み、10時半前には1ドル110円台に入ったため、トヨタ自動車<7203>(東1)が連日の年初来安値など輸出関連株が冴えず、日経平均は11時過ぎに364円86銭安(1万5758円41銭)まで下押した。中盤からは株価指数の先物が先導安する場面があり、前引けも353円46銭安。取引時間中としては3月1日以来の1万6000円割れとなった。主な株価指数はすべて安い。

■本日上場のハイアス・アンド・カンパニーは買い気配のまま公開価格の71%高

 中で、キユーピー<2809>(東1)は四半期決算で償却方法の変更の影響などが確認できたとの見方から急伸し、東洋紡<3101>(東1)は洗える花粉対策マスク素材などが材料視されて戻り高値。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は4月8日に新規上場する「丸八真綿」の丸八ホールディングス<3504>(名1)とトップ同士が兄弟とされて期待高となり、3Dマトリックス<7777>(JQG)は「心臓の組織再生」に関する特許などが言われて急伸。

 本日新規上場となったハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま売買が成立せず、前引けは公開価格950円を71%上回る1622円で買い先行。

 東証1部の出来高概算は10億758万株、売買代金は1兆433億円。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は64銘柄、値下がり銘柄数は1863銘柄。また、東証33業種別指数は全業種が値下がりした。

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