KLabは人気ゲームのユーザー数拡大など好感され11%高

株式市場 銘柄

■第1四半期は赤字だったが発表後の株価が高く気にならない様子

 オンラインゲーム開発のKLab<3656>(東1・売買単位100株)は30日、取引開始後に11%高の740円(74円高)をつけて4日続伸基調となり、2月8日以来の700円台を回復。戻り高値を更新する始まりとなった。引き続き、5月23日に人気ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」の国内ユーザー数が1600万人を突破と発表したことなどが材料視されているようだ。

 5月10日に発表した第1四半期決算(2016年1~3月)は各利益とも前年同期比で赤字に転換したが、翌11日の株価は終値で27円高となり、その翌1日も35円高と株価は上昇。このため、当面の業績動向は消化済みとの見方が多い様子で、今後の展開に焦点が集まっているようだ。16年2月に842円の高値があり、当面はこの水準を目指すとの見方がある。

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