ネクシィーズGは値上がり率トップだが子会社ブランジスタの急反騰次第の見方

株式市場 銘柄

■「AKB48」の秋元康氏がプロデュースした新ゲーム「神の手」など材料視

 電子雑誌やLEDレンタルなどのネクシィーズグループ<4346>(東1・売買単位100株)は31日の後場寄り後、22%高の2680円(484円高)前後で推移し、東証1部の値上がり率トップ。前場の一時ストップ高(500円高)に続き急伸している。連結子会社のブランジスタ<6176>(東マ)が27日にスマートフォン向けの新ゲームを発表し、30、31日と2日連続ストップ高となったことなどが好感されているようだ。

 連結子会社のブランジスタ株は4月初旬の3000円前後から動意を強め、5月16日には1万5850円まで5倍の暴騰となった。最高益更新基調の見込みに加え、4月下旬、「AKB48」を創設演出した秋元康氏がプロデュースしたスマートフォン向けの新ゲーム「神の手」を5月27日に公開すると発表してからは一段と騰勢を強めた。しかし、5月16日に高値をつけた後は3日連続ストップ安となるなどで急落し、4月下旬に騰勢を強めた頃の水準に戻っていた。このため、ブランジスタ株の反騰が単なるアヤ戻しに終わるようなら、ネクシィーズグループの急騰もその時点で一巡するとの見方がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る