丸井グループは連続2ケタ増益の見込みと自社株買いなど好感され高値に迫る

株式市場 銘柄

■連結営業利益は今期13.5%増を想定

 丸井グループ<8252>(東1)は11日、大きく出直って始まり、取引開始後に9%高の2330円(88円高)まで上げ、5月2日につけた2006年以来の高値2344円に迫っている。10日の取引終了後に2018年3月期の決算と自己株式取得(自社株買い)、さらに積み立て投資専用の証券子会社の設立を発表し、注目が再燃した。

 自社株買いは、取得上限株数400万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.81%)、上限金額70億円。期間は2018年5月11日から19年3月31日まで。

 18年3月期の連結営業利益は前期比12.8%増加して352.43億円となり、今期・19年3月期の見通しは13.5%増の400億円、予想1株利益は109円84銭の見込みとした。(HC)

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