アサツーディ・ケイは「伊勢志摩サミット効果」など材料に戻り高値

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■最高益に迫る好業績なども見直される様子

 総合広告大手のアサツーディ・ケイ<9747>(東1・売買単位100株)は24日の前場、11時過ぎに2975円(48円高)まで上げ、このところの回復相場で戻り高値に進んだ。伊勢志摩サミット三重県民会議が23日、サミットの開催決定から今年1月末までの広告効果が約440億円に相当するとの中間試算を発表したと24日付の日本経済新聞などで伝えられ、5月の開催に向けて材料視する雰囲気がある。

 業績は2013年12月期を底に回復が続き、今期・16年12月期の連結純利益は55億円の見込みとし、過去最高だった05年12月期の59億円に迫る見通し。昨年12月に3400円台まで上げてきたため、この水準に向けた回復相場に期待する様子もある。

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