ヤーマンが業績予想の大幅増額など好感しストップ高に張りつく

株式市場 銘柄

■好業績株の選別買いに乗る期待

 美容家電などのヤーマン<6630>(東1・売買単位100株)は16日の前場、ストップ高の2251円(400円高)で売買されたままストップ高に張り付き、値上がり率は21.6%で東証1部銘柄の1位となった。15日の取引終了後に今期・2017年4月期の第2四半期・通期の連結業績見通しを大幅に増額修正し、通期の純利益の見通しは従来予想を66%引き上げて12億1500万円の見通し(前期比では2.1倍)としたことなどが好感された。

 増額修正後の今期予想1株利益は101.55円。株価水準はPER22倍になり、東証1部1973銘柄の平均PER14.8倍との比較では割高になるが、市場の物色動向が好業績株の選別買いを強めるなら問題にならないとの見方もある。

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