【株式市場】円安など好感するが内需株に重さが見られ日経平均は朝方を除き軟調

株式

◆日経平均の前引けは1万6827円09銭(42円47銭安)、TOPIXは1315.94ポイント(0.69ポイント安)、出来高概算(東証1部)は昨日に続いて少なく6億1888万株

チャート14 8月16日(火)前場の東京株式市場は、為替がNY市場から円安気味に転換したことなどが好感され、海外投資家の保有割合の多い日産自動車<7201>(東1)などが朝から強かった半面、大手薬品株や食品株、電子部品株などが軟調。日経平均は朝方の18円01銭高(1万6887円57銭)を高値にほとんど軟調に推移し、10時過ぎには一時66円02銭安(1万6803円54銭)まで軟化した。好業績株や材料株は強く、前引けは42円47銭安となった。主な株価指数は概ね高い。

 原油相場の堅調推移などを背景にJXホールディングス<5020>(東1)DOWAホールディングス<5714>(東1)などの鉱業、非鉄株が強く、日本ゼオン<4205>(東1)は好業績を受けて外資系証券が目標株価を引き上げたと伝わり急伸。アサヒ衛陶<5341>(東2)は好業績や株式分割を好感した急騰後の調整3日目で反発。MRT<6034>(東マ)はスマートフォンによる国内初の遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」が朝のテレビ報道番組で採リ上げられたとされてストップ高。北川精機<6327>(JQS)は引き続き炭素繊維のシート成形装置が言われて連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は昨日に続いて少なく6億1888万株、売買代金は7745億円。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は792銘柄、値下がり銘柄数は999銘柄となっている。

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