カーリットホールディングスは水力発電所更新改修工事で安全祈願祭を行う

写真=カーリットホールディングスの廣橋社長による玉串奉奠

■工事完了の2018年は同社グループの創業100周年

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は、かねてから子会社の日本カーリットが所有する水力発電所「広桃(こうとう)発電所(群馬県前橋市)」の大規模な更新工事を実施することを発表(2015年8月)しており、このほど改修工事に当たり、10月27日に安全祈願祭を行った。

 広桃発電所は1954年の運転開始以来、60年以上にわたり日本カーリット群馬工場(同渋川市)に毎年約1,900万kwhの電力を供給し続け、その電力をロケット用固体推進薬原料の製造などに活用している。水力発電所は再生可能エネルギーの中でも最も発電効率が安定し、二酸化炭素の排出量が少ない、環境に優しい発電方法である。同社グループは「環境保全」をCSR活動の基本方針の一つに掲げ、同発電所の活用により、二酸化炭素の発生量を年間9,000t以上削減している。

 当日は、建築主、施工者併わせて36名が参加し、工事の安全を祈願した。 

なお、同工事への投資額は約23億円を見込み、工事完了の2018年は同社グループの創業100周年にあたる。

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