【業績でみる株価】エンジャパンは17年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増益で通期利益予想も増額修正

 求人情報サイト「エン転職」運営のエンジャパン<4849>(JQ)が11月10日発表した17年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績は計画超の大幅増益となり、通期利益予想も増額修正した。株価は下値切り上げトレンドを継続し、高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して8月の年初来高値、さらに15年12月高値を試す展開だろう。

 17年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比22.0%増の148億60百万円、営業利益が同36.6%増の39億28百万円、経常利益が同32.0%増の38億63百万円、純利益が同39.8%増の25億79百万円だった。

 期初計画に対して売上高は1億20百万円、営業利益は13億98百万円、経常利益は13億33百万円、純利益は8億99百万円上回る計画超の大幅増益だった。主力の求人情報サイト「エン転職」の求人広告掲載数が四半期ベースで過去最高を更新するなど好調に推移した。利益面ではオンラインプロモーションを効率的に実施したことや人件費が想定を下回ったことも寄与した。

 通期連結業績予想は、売上高を9億90百万円減額して同19.0%増の311億10百万円、営業利益を11億円増額して同32.9%増の68億円、経常利益を8億20百万円増額して同28.8%増の65億円、純利益を6億80百万円増額して同59.6%増の44億円とした。

 子会社エンワールド・ジャパンの組織体制再構築影響や海外子会社化の為替換算影響で売上高を減額したが、利益面では業務効率化による人員減などで人件費が想定を下回り、第2四半期累計にプロモーション費用が減少したことも寄与する。

 株価は8月の年初来高値2280円から一旦反落したが、下値切り上げトレンドを継続し、高値圏で堅調に推している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して8月の年初来高値、さらに15年12月高値2397円を試す展開だろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■レジレス無人店舗やスマート案内など、デジタル施策を集約した初の次世代店  ホームセンターのカイン…
  2. ■読書感想文から見えるヒット本動向、新作首位は『イン・ザ・メガチャーチ』  note<5243>(…
  3. ■耐衝撃性と高平坦性を備えた次世代AR材料  三井化学<4183>(東証プライム)は12月10日、…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  2. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…
  3.  再生可能エネルギーの次を見据えた次世代エネルギー分野では、実用化への距離が縮まりつつある核融合発電…
  4. ■AI圏外で存在感を増すディープ・テック、次世代エネルギー関連株に再評価余地  ハイテク株市場では…
  5. ■米国政治と金融政策が揺さぶる新年相場  新春相場は、1月早々から重要イベントや主要経済指標の発表…
  6. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る