ロームは極高精度のレーザースキャナ用新製品など好感され年初来の高値

株式市場 銘柄

■今期は期初から減収減益を見込むが11月初に見通しを大幅に増額

 ローム<6963>(東1・売買単位100株)は25日、11時にかけて6480円(220円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新した。25日付で2件のニュースを発表し、極めて高い回転精度が必要なレーザースキャナ用モータアプリケーションに向け、ホールセンサレスで駆動できる三相ブラシレスDCモータドライバIC「BD6415EFV」を開発したことなどが好感されている。

 今期、2017年3月期の業績見通しは期初から減収減益を見込んでいるが、11月1日の第2四半期決算発表時に営業利益と純利益の見通しを大幅に増額修正した。11月9日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を5600円から6800円に引き上げたと伝えられており、期待材料に反応しやすい地合いのようだ。

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