イメージ ワンは後場一段と反発、原発処理水のトリチウム分離技術に注目集まる

株式市場 銘柄

■東京電力に応募完了と発表済み、全体相場が下げ注目株減る中で脚光

 イメージ ワン<2667>(JQS)は10月5日の後場、一段と強含み、寄り後に819円(22円高)まで上げて反発幅を広げている。ALPS処理水(原発処理水)に含まれるトリチウム分離技術に関する実証試験を終えて東京電力HD<9501>(東1)の公募に応募官僚と9月30日に発表しており、日経JASDAQ平均やなどが大幅続落一段安の中、絶好の材料株として注目し直されているようだ。

 ALPS処理水(原発処理水)に含まれるトリチウム分離技術に関する共同実証試験を完了し、2021年9月末を期限とする東京電力HDの公募に対しても応募申込手続きを完了と9月30日付で発表した。株価は翌日から2日続けて下押し、この発表に反応薄だったが、市場関係者からは、「全体相場の下げが続いて注目してきた株が次第に少なくなり、期待材料のある妙味株として注目し直されたようだ」との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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