【株式市場】日経平均は前後場とも上値を追い2015年12月以来の高値に進む

◆日経平均の終値は1万9594円16銭(479円79銭高)、TOPIXは1554.48ポイント(35.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億7573万株

チャート11 今年最初の取引となった「大発会」1月4日後場の東京株式市場は、海外投資家からの買い観測も聞かれ、ソニー<6758>(東1)などが一段ジリ高となり、日経平均もジリジり上げて大引けにかけて479円79銭高(1万9594円16銭)まで上げて高値引けとなった。取引時間中としては2015年12月18日以来の水準を回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均など、主な指数はそろって高い。

 後場は、ヤマシンフィルタ<6240>(東1)がトランプ氏のインフラ整備政策などへの期待で一段高となり、クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は2月決算への期待などから急伸したまま推移。リネットジャパン<3556>(東マ)アサカ理研<5724>(JQS)は貴金属回収サービスが小池東京都知事の貴金属回収資源による五輪メダル製造構想に乗ると活況高。エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)は米国での事態進展期待などで前場からストップ高が続いた。

 東証1部の出来高概算は23億7573万株(前引けは12億4514万株)、売買代金は2兆6851億円(同1兆3445億円)。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は1851(同1813)銘柄、値下がり銘柄数は121(同137)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし(前引けも全33業種が値上がり)、値上がり率上位の業種は、海運、鉄鋼、パルプ・紙、証券・商品

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