【株式市場】材料株の強さ目立ち日経平均は120円高の後も堅調で5日ぶり反発

株式

◆日経平均は2万1125円09銭(99円53銭高)、TOPIXは1581.44ポイント(9.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億4596万株

チャート13

 3月11日(月)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が前引けを9円上回って始まるなどで、日経平均も前引け値を約40円上回って始まり、13時過ぎに120円38銭高(2万1145円94銭)まで上げた。ただ、その後は、英国時間の12日にEU(欧州連合)離脱を巡り大きな動きが出る可能性があるとされ、材料株などの個別物色が強まり、株価指数としては伸び悩む相場になった。日経平均と東証2部指数は5日ぶりに反発し、マザーズ指数、JASDAQ平均は3日ぶりに反発した。

 後場は、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が一段高となりストップ高。サトウ食品工業<2923>(東2)は11日に四半期決算を発表の予定とされて期待高。Delta-FlyPharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は13時のIR発表直後から急伸してストップ高。ヨンキュウ<9955>(JQS)はウナギの蒲焼などの株主優待導入が好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は10億4596万株(前引けは5億2870万株)、売買代金は1兆8413億円(同8992億円)。1部上場2134銘柄のうち、値上がり銘柄数は1335(同1094)銘柄、値下がり銘柄数は730(同937)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は25業種(前引けは24業種)となり、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、パルプ・紙、不動産、水産・農林、非鉄金属、鉄鋼、陸運、化学、小売り、空運、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る