データセクションの第3四半期は大幅増収増益と順調

■AI画像解析を活用したサービスの開発をインド、タイで開始

 データセクション<3905>(東マ)の第3四半期は、大幅増収増益と順調であった。

 17年3月期第3四半期連結業績は、売上高4億15百万円(前年同期比39.0%増)、営業利益49百万円(同443.1%増)、経常利益45百万円(同221.8%増)、純利益30百万円(同195.6%増)であった。

 トピックスとしては、IoTをキーワードとしたAI技術を活用した新規事業は、物流業界と業務提携を行い共同研究開発を開始し、高度化、効率化が求められる物流業界をAIにより分析、判断を行うことで在庫、人員、ラインコントロールの最適化に取り組んでいる。
 また、中部経済新聞社の70周年記念企画「AI記者」で行った記事執筆は100を超すメディアに掲載された。
 海外では、ディープラーニング技術を活用した不適切画像フィルタリングサービスなどの既存ソリューションの販売だけなく、AI画像解析を活用したサービスの開発をインド、タイで開始した。
 また、平成27年8月末より運用開始をしておりますMASAMITSUデータセクション・ビッグデータ・ファンドは平成28年の年間運用成績が国内株式のロング・ショート戦略を持つ国内の著名ファンドの中でトップクラスの実績を実現した。

 以上のように同社ならでは、新しい取り組みが進んでいることから、事業は順調に推移している。

 今期17年3月期連結業績予想は、売上高5億80百万円(前期比31.9%増)、営業利益65百万円(同127.7%増)、経常利益60百万円(同64.3%増)、純利益35百万円(同36.5%増)を見込む。(TA)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る