きちりの15年上期は増収で2ケタ増益を達成

■他の企業などとの連携に向けて活動を進める

きちり<3082>(東1)の第2四半期の非連結決算(7~12月)は、売上高前年同期比4.5%増の35億88百万円、営業利益同32.4%増の2億91百万円、経常利益同18.9%増の2億84百万円、四半期純利益同21.5%増の1億72百万円となり、増収で2ケタ増益を達成した。

同社は、飲食店チエーン及び飲食店運営プラットフォーム事業を手掛け、出店の準備や他の企業などとの連携に向けて活動を進めている。7月には、業務提携をしているOROBIANCO SRLとの共同プロデュースでRistorante Orobiancoを大阪淀屋橋にオープン。また、都内では10月にKICHIRI北千住、11月にKICHIRI SHINJUKU EASTを、千葉では初出店として10月にKICHIRI柏をオープンし新規出店を進めている。

今期通期の業績予想は、前回予想(8月8日)を据え置き、売上高は75億円(前期比8.5%増)、営業利益は7億円(同45.7%増)、経常利益は7億円(同35.8%増)、純利益は4億20百万円(同41.0%増)と大幅な増益を見込む。

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